どうも、こぶたです。
今日何気なく犬の散歩に行ったら、公園で不思議なお方を見かけました。
なぜかよくわからないけど、その方が気になったのです。
公園で見かけたやばい人
やばい人と言うともしかしたら語弊があるかもしれませんが、とりあえずやばい人でした。
先述した通り、私は犬の散歩で公園に行きました。
犬の散歩のコースは、少し大きめの公園の外周をグルーっと一周して帰るといういたってシンプルなものです。
出会いは突然に。
公園の外側に沿って歩いていた時に、問題の人物に出会いました。
“ご年配の女性”でした。
“身なりはしっかり”していて、ゆっくりと歩いていました。
私はその方とすれ違ったのですが、その時は
「散歩しているのかな〜、健康でええなぁ〜」
いう感想を持ちました。
その方は私とは違って公園の中に入って行きました。
「公園の中を散歩するのか、気持ち良さそうだな」
と思いつつも私も犬の散歩を続行しました。
やばい人のやばい行動
犬の散歩も終盤になり、公園一周が終わろうとしていた時。
すれ違った女性が一般的にはやばいであろう行動をしていました。
公園の中にはブランコがあります。
その女性は“ブランコに乗っていた”のです。
これだけなら普通ですね。
いや、ご年配の女性がブランコに乗っているのが普通なのかはわかりませんが、あえて文字を強調するほどでもないと思います。
強いて言うならば、
「ヤングだな」
この程度です。
しかし、問題はこの後です。
その女性、なんと、ブランコに乗ったままお尻の方へちょっとずつずり落ちて行き、ブランコの下の地面に、そっと“背中で着地”してしまいました。
いやちょっと嘘だろと。
真昼間に犬の散歩してる無職ニートもどうかと思いますが、まさか“ご年配のそれなりの身なりをした女性がブランコからの背面着地。”
「いやいやいや、汚れちゃいますやん、外行きのいい服の背中泥まみれになってしまいますやん」
その思いも虚しく、女性は背面着地。
しかも、両手はしっかりとブランコから離さずに、静かに背面着地。
しかもしかも、背面着地後ピッタリと動かなくなる。
もうね、私は嬉々としてました。
「やばい人公園におった!!やばい人おったで!!」
と家族にネタにしようと、ちょいちょいニヤニヤしながら犬の散歩から帰ろうとしていました。
やばい人はやばくない??
“ご年配女性のブランコからの背面着地”を目撃した後、
「これは衝撃だ、ネタだ」
などと思いながら犬の散歩を終えようとしていた私。
しかし、とある考えがふとよぎったのです。
「あの人、実はやばい人じゃないんじゃないか」
生き苦しい現代日本において他人の目を気にせずにブランコに乗るその姿勢。
ブランコに乗ったまま、背中が汚れることもいとわずに、背面着地。
そしてそのままじっと動かずに空を見上げる。
まるで何かを考えているかのように。
「もしかして、ものすごい自分を持った深い考えの持ち主なんじゃないか!!」
いつの間にか“やばい人”は、私の中で“何か深い考えを持った自分をしっかり持っている人”に昇華されていたのです。
なぜか自分の考えを改め直し、家に帰ってその方の話を家族にしました。
「やばい人おった!!」
とバカにしてネタにする感じではなく、
「もしかしたら深い人なのかもしれない」
とその方を若干擁護する形で家族に話しました。
家族からの答えはシンプル。
「良くも悪くもその人はやばい人だよ」
、、、、、。
まとめ・感想
結果的に、ブランコに乗ったまま背面着地するご年配の女性は良くも悪くもやばい人。
ものは考えようのような気がしたとある昼の出来事だった、、、。