iPhoneに搭載されている機内モードという機能。
いつ、どんな時に、何のために使うのか、疑問に思ったことはないでしょうか。
今回は機内モードについて解説していきます。
機内モードってどんな機能??
機内モードとは、端的に言ってしまうと“飛行機の中でiPhoneを使える状態にするための機能”です。
具体的に言うと、飛行機の中でiPhoneを使える様にするために、“iPhoneをオフライン(電波を発しない、ネットに繋がらない)の状態にする機能”です。
基本的に飛行機の中では電波を発する機器の使用は禁止されています。
飛行機には電波を利用した機器があり、それらの機器の電波と干渉してしまうとフライトに影響が出る可能性があるためです。
なので、“iPhoneの機内モードをON切り替えると、自動的にWi-FiやBluetooth、モバイルデータ通信などの機能がOFFになり、電波を発しない状態になります。”
機内モードの切り替え方
iPhoneの機内モードは“コントロールセンター”もしくは“設定アプリ”から切り替えることができます。
それぞれの方法について手順を載せます。
※手順説明はiOS11.3のiPhone6で行なっています。
コントロールセンターから切り替える方法
1.画面下方から上方へフリックします。
2.コントロールセンター(簡単なメニューの様なもの)が表示されるので、「機内モードのアイコン」をタップします。
3.機内モードのアイコンがオレンジ色になっていたら機能がONになっています。
(OFFにしたい場合はもう一度アイコンをタップしてください。)
以上がコントロールセンターから機内モードを切り替える方法です。
設定アプリから切り替える方法
1.「設定アプリ」をタップします。
2.機内モードの「ボタン」をタップします。
3.ボタンが緑色になっていたら機能がONになっています。
(OFFにしたい場合はもう一度ボタンをタップしてください。)
以上が設定アプリから機内モードを切り替える方法です。
実は機内モードを使っていてもWi-FiがONにできる??
“機内モードはiPhoneを電波を発しない状態にする機能”とご紹介しました。
ですが、“機内モードをONにした後でもWi-FiやBluetoothをONに切り替えることができる”のはご存知でしょうか。
コントロールセンターで一度OFFになってしまったWi-FiやBluetoothのアイコンをタップすると、確かに機能がONになります。
機内モードがOFFになっているわけではないのに、ONにすることができます。
「あれ??それじゃあ機内モードの意味なくない??」
こんな疑問が湧き出ますよね。
フライトの邪魔にならないようにiPhoneが電波を発しない状態にするのが機内モードなのに、後からでもWi-FiやBluetoothをONにできるのは何故なのでしょうか。
これに関しては推測になりますが、おそらく、“機内サービスとして提供されているWi-Fiに接続するため”だと思われます。
航空会社によりますが、機内Wi-Fiを提供しているところもありますよね。
現に、機内モードだとモバイルデータ通信(キャリアの通信)だけはONにすることができません。
許可された通信にだけは対応できるようにするために、機内モードにした後でもWi-FiやBluetoothをONにできるのでしょう。
しかし、機内モードでWi-FiやBluetoothをONにできると言っても、“自分で持ち込んだポケットWi-Fiなどに接続するのはNG”です。
電波を発する機器の使用は、航空会社によってもどのくらいまで許可されているかが違うので、飛行機に乗るときはアナウンスをしっかり聞いて従うようにしましょう。
まとめ・感想
機内モードはアイコンやボタンを一回タップするだけでiPhone飛行機の中で使える状態にしてくれる便利な機能です。
通信が途切れるということで、LINEやメールを一時的に受信したくない場合などにも効果的ですね。
映画館などでも使えそうな機能です。