今回紹介する漫画は”第三次性徴期、大塚くん!”です。
あまりこの漫画の知名度は高くない気がします。
ですが、神作品・神漫画。この面白さを皆さんに知ってもらいたいと思い、今回紹介することにしました。
※軽いネタバレを含むので見るときは注意してください。
あらすじ
1987年6月、当時中学2年生(14歳)だった大塚くんは、不慮の事故で意識を失い、昏睡状態になってしまいます。
時は過ぎ、2013年、、、26年間という長期の昏睡状態から大塚くんは奇跡的に目を覚ましたのです。
長期間の昏睡状態から目を覚ました大塚くんは、大塚くんの母親の”せめて義務教育だけは卒業させたい!!”という強い希望により中学校に復学することになります。
しかし、そこには大きな問題が、、、
なんと、大塚くんは”体は40歳”で”心は14歳”なんです!!
それもそのはず、大塚くんの精神は長期間の昏睡状態で全く成長せずに止まっています。
一方の体の方はそうもいかず、時間の経過とともに40歳に。
そんな体は大人、心は子供の逆コナンくん状態の大塚くん。
中学校に復学して無事クラスに馴染むことはできるのか、、、!?
ドタバタ学園コメディーの始まりです!!
おすすめポイントと漫画の特徴
おすすめポイント
まず“4巻完結”の短編というところがいいですね。
下手に連載を伸ばそうとしている漫画だと、ネタ切れ感が出ていたりすることがあります。
その点、「第三次性徴期、大塚くん!」は4巻完結で潔いです。
綺麗にすっぱりと面白いネタを4巻で完結させているところが作品としての完成度を高めています。
逆にもう少し読んでみたいという気にすらさせられます。
そして4巻完結だけあって当たり前のようにコストがかかりません。
一冊[476円 + 税]なので、4冊揃えても約2000円です。
面白い漫画を読みたい、でもお金がかかる、、、
そんな時も「第三次性徴期、大塚くん!」ならば2000円で楽しむことができます。
漫画の特徴
なんといっても漫画の初期設定である大塚くんの逆コナンくん状態なところが秀逸ですね。
その設定だけでも独特で惹かれるところがあるかと思います。
漫画全体の特徴としてはコメディ色が強めです。
絵や設定もリアリティを追求するというよりは、より面白みを求めたものとなっています。
また最後まで読んだ時にはホッコリとする点も。
一言で特徴を表すと”コメディ&ホッコリ”ですかね。
おもしろポイント
その1 体と心のギャップ
大塚くんは心は14歳でも体が40歳というギャップのせいで、様々な出来事に悩まされることになります。
・中学校に復学すると同級生に変な目で見られたり、、、。
・中学校の同級生は14歳でも、本当の同級生は40歳だったり、、、。
・運動しようとすると年齢のせいで思ったより動けなかったり、、、。
・体は40歳なのに反抗期がきちゃったり、、、。
そんな体と心のギャップによって巻き起こる様々なトラブルが面白おかしく描かれています。
その2 大塚くんは190cm/80kg超え
大塚くん、26年間昏睡状態だったのに体が出来上がっています。(笑)
作中で紹介されていますが、大塚くんは“身長190cm・体重が80kg超え”です。
中学2年生にしては破格の体格ですね。(体年齢は40歳ですが。)
そんなすこぶる体格のいい大塚くん。
その体格の良さゆえに中学校の同級生とのギャップは広がるばかり、、、。
その3 大塚くんの恋愛は条例違反??
中学校に復学した大塚くん。心は14歳のまま。
当然恋愛対象は心の状態に合わせて同年代の14歳。
大塚くんは同級生の女の子に恋してしまいます。
あれ、何か問題があった気が、、、
そうです、大塚くんの体は40歳!!
見た目はどこからどう見てもおっさn…!!(ゴホゴホッ)
そして40歳と14歳の恋愛はまさかまさかの条例違反、、、??
そびえ立つ条例という大きな壁を前に、大塚くんはどうするのか。
まとめ・感想
いかがだったでしょうか。
「第三次性徴期、大塚くん!」という作品に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
この作品の面白さを少しでも誰かと共有したいと思い紹介しました。
この漫画は隠れた名作だと思います!!
約2000円で全巻揃えることができて、なおかつ面白い!!というのはかなりお得だと思います。
今回の記事で気になった方は是非手にとってみてください!!
画像引用:表紙以外全て「第三次性徴期、大塚くん!」一巻より引用