画像:「君の名は」公式サイトより引用 http://www.kiminona.com
今更ながら君の名はを見て疑問に思ったことがありました。
瀧くんと三葉の入れ替わりの時系列についてこんがらがってしまいました。
君の名はの時系列についての考察です。
※ネタバレありです
君の名は・あらすじ
最近テレビで公開されましたね。
最近といってもお正月頃ですが、、、。
私は一度映画館にも見に行ったことがあります。
その上でお正月にテレビ公開された時も録画して見ました。
いいですよね、君の名は。
瀧くん、、、(ゲス顔)
冗談はさておき、あらすじをスーパーざっくり話してしまうと、瀧くん(おそらく高2または高3)が、3年前の三葉(同じく高2または高3)と入れ替わってしまう話です。
・2013年10月4日、三葉が17歳の時に彗星が落ちる。
→三葉、瀧くんが高校生の時に本来ならお亡くなりになられてる。
→2016年の瀧くん(おそらく17歳)が3年前(2013年)の三葉と入れ替わり、彗星の衝突から助ける。
→2016年から5年後、運命を捻じ曲げ無事命を拾った三葉と瀧くんが出会いハッピーエンド。
といった流れですかね。
前提
2013年の三葉(17歳)と2016年の瀧くん(17歳)は劇中で何回も入れ替わりを起こします。
瀧くんが入れ替わっていたのは3年前の三葉なんですね。
ここら辺は説明を省きますが、瀧くん目線では“3歳年上のお姉さんの過去(3年前)と入れ替わり”を起こしているわけです。
入れ替わりは毎日ではなく不定期で起こります。
また、“二人の時間の進み方はリンクしている”と考えられます。
入れ替わりを起こした時は二人とも日記を書くことにしており、その翌日入れ替わりから戻った際に相手が書いた日記を確認するというルールをとっています。
このことから、瀧くんの方で1日過ぎれば、3年前の三葉の方でも1日過ぎていることがわかります。
二人の時間が3年ずれたまま平行移動しているイメージですね。
それと彗星が糸守町に落下するのは2013年の10月4日です。
三葉が高校生で瀧くんは中学生の時ですね。
前提としてここまでは合ってる、、、はず、、、。
前提を確認したところで本題に入ります。
疑問:三葉はいつ東京に行き、いつ髪の毛を切ったのか
私が時系列を整理しきれなくてこんがらがった部分は”三葉はいつ東京に行っていつ髪を切ったの??”というものです。
最初、私は瀧くんが奥寺先輩とデートしている日(2016年10月3日)と、三葉が彗星の落下によって命を落とす日(2013年10月4日)がリンクしていると思っていました。
三葉が2016年10月2日の瀧くんと入れ替わった際に残した日記に「デートが終わる頃には、ちょうど空に彗星が見えるね。」という文字を残していたからです。
そして瀧くんが「その日を境に三葉との入れ替わりは起こらなくなった。」とも言っているからです。
“彗星が見える=彗星が落ちる日=三葉が死んで入れ替わりがなくなった”と勝手に解釈していました。
ですが、そう解釈するには問題があります。
三葉には”学校をサボって東京に行って中学生時代の瀧くんに出会い、「誰だ、お前」と言われながらも組紐を渡し、しょぼくれて帰っておばあちゃんに髪を切ってもらい、なおかつ夕方にテッシからの電話を取らなければならない”というミッションがあるのです。
もし入れ替わりが終わって起きた日が隕石が落下する2013年10月4日ならば、三葉は半日ほどで上記の長~いミッションをこなさなければならないことになります。
それは無理だ( ^∀^)
しかも後々瀧くんと再度入れ替わることができた時に、瀧くんは2013年10月4日に”髪の毛が短い三葉”の体で起きています。それでもってその日に町民避難大作戦を実施しています。
つまり三葉が上記の長〜いミッションを2013年10月4日にこなしたという設定ならば、瀧くんは”髪の毛が長い三葉”の体で起きなければいけませんし、東京の中学生時代の瀧くんに会いに言ってetc..
と色々な矛盾ができてしまうわけです。
なら髪を切ったのはいつだ、、、、、
解答:三葉はいつ東京に行き、いつ髪の毛を切ったのか
三葉がいつ東京に行き、いつ髪を切ったのか。
そのヒントは劇中の三葉の妹、四葉の発言にあります。
2013年10月4日、瀧くんが三葉の体で(入れ替わり中)彗星から糸守町を守ろうとしてる際に、四葉が「お姉ちゃん変やよ 昨日はいきなり東京行くって言ったり、、、」と発言します。
ということは三葉がミッションをこなしたのは2013年10月3日で彗星の落ちる1日前、、、。1日あれば東京に行って瀧くんに会ってその後髪を切ることもできる、、、。
でもそうなると三葉が瀧くんの日記に残した「デートが終わる頃には、ちょうど空に彗星が見えるね。」とはなんだったのか。
“夕方にテッシの電話に出て祭りに行く描写”はなんだったのか、、、。
ここまでで私はモヤモヤーとしてたわけです。
それで何回か君の名はを見たところ、答えをおそらく見つけました!!
それは劇中のテレビのニュースが移されるシーンにありました。
ニュースのキャスターが「彗星が肉眼で確認できるようになってから1週間」というセリフを言います。
ということは彗星が落ちる日(2013年10月4日)以前にも1週間くらいは彗星は見ることができたのです。
このことから三葉が瀧くんと入れ替わり、日記に”デートが終わる頃に彗星が見えるね”と書くタイミングは2013年10月3日より前にもあったわけです。
流れを整理して三葉の行動に憶測の答えを出してみると
・2013年10月2日に2016年10月2日の瀧くんと入れ替わる(奥寺先輩と翌日のデートの約束をして、日記に彗星がデートが終わる頃に見えるねと記載)
→(学校サボり1日目)2013年10月3日に学校に行こうと準備をするも、瀧くんのデートを考えると泣いてしまい、東京に行く&帰ってきてばあちゃんに髪を切ってもらう
→(学校サボり2日目)2013年10月4日にテッシから学校に来ていないことを心配されつつも祭りに誘われる&彗星の落下
こんな感じでしょうか。
1.彗星が見える≠彗星が落ちる
2.三葉は2日連続で学校をサボった
この2点が時系列を合わせるポイントになるのではないでしょうか。
ちなみに瀧くんとの入れ替わりが同日同士で起こっているかがわからないので、三葉は泣いてからすぐ東京に行ったとは限らないかもです。
もしかしたら瀧くんの2016年10月2日と、三葉の2013年9月30日とかで入れ替わりが起きているかもしれませんし、、、。
なので“2013年10月2日に2016年10月2日の瀧くんと入れ替わった”とか“2013年10月3日の朝に泣いて、すぐに東京に行った”というところは不確定です。
10月2日に同日同士で入れ替わり、起きてすぐの10月3日にすぐ東京に行ったのか。
それとも2013年10月2日より前に、2016年10月2日の瀧くんと入れ替わり、その日は起きて泣くだけでちゃんと学校に行き、数日後の10月3日に東京に行ったのか。
仮に10月2日に同日同士で入れ替わっていて、三葉が10月3日に東京に行ったのなら三葉的には瀧くんのデートに突っ込むことになりますからね。
そこらへんはまた細かい描写をちゃんと見ないとわからないです。
むしろ見てわかるのかどうか、、、。
ここから先は皆さんに任せます、、、。
まとめ・感想
どうだったでしょうか。
私なりに合点がいく解釈をしたつもりです。
この解釈が正しいかどうかはわかりませんが。
君の名は他にも考察できる要素が色々あるので楽しいですね。
録画している方や、DVDなどをもっている方は是非何回も見て理解を深めて見ては。
瀧くん、、、(ゲス顔)