シェアハウス・ルームシェアの簡単な説明とよく起こるトラブルまとめ


赤の他人と共同のスペースで生活する“シェアハウス”“ルームシェア”
家賃が割安だったり、他人との交流を深めることができたりと様々なメリットがあります。
ですが、その逆にデメリットも多数あるのはご存知でしょうか。
そんなシェアハウスとルームシェアについての簡単な説明と、よく起こるトラブルについてまとめました。
もし新生活でシェアハウス・ルームシェアへの居住を考えている方は参考にしてみてください。

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シェアハウス・ルームシェアとは??


“シェアハウスとは家で他人と共住すること”で、“ルームシェアとは部屋で他人と共住すること”です。
言葉の通りで、“ハウス(家)をシェア(共有)”するか、“ルーム(部屋)をシェア”するかということですね。

ただ、シェアハウスやルームシェアと呼び方が分けられていても、家や部屋という言葉自体に厳密な定義がされているわけではありません。
なので、何をシェアハウスと呼び、何をルームシェアと呼ぶかは“不動産屋によっては多少違いがあります。”

例えば2LDKの賃貸物件に2人が住むことができる(それぞれの個室を持てる)状態でもルームシェアと呼んでいるところもあります。
一部屋だけを共同使用しているわけではなくてもルームシェアです。

ですが、やはりイメージとしては“一戸建ての家・一軒家”で共住することをシェアハウスと呼び、“マンションやアパートなどの一室(101号室や102号室など)”で共住することをルームシェアと呼ぶことが多いようですね。

シェアハウスとルームシェアの違い


まずはシェアハウスから見ていきましょう。

シェアハウスは、“運営事業者が一軒家を共住施設として運営・管理”していることが多いそうです。
なので、住みたい場合は“運営事業者と契約”を結ぶことになります。
新しい入居者を探すときも住人ではなく、運営事業者が審査や募集を行います。

一軒家を共住施設として使うため、“人数の規模も大きい”です。

“共有スペースについては、運営事業者側が掃除をしたり管理をすることもある”そうです。(住人が当番制でやることもある。)

次にルームシェアについてです。

ルームシェアは“共住可となっている賃貸物件(部屋)を多人数で借りて使用する形態”です。
運営事業者が管理しているわけではなく、“赤の他人と数人で一つの賃貸物件を借りることになるので、契約の形態も様々”です。(代表者一人が賃貸の契約をするのか、住む人間全員で賃貸の契約をするのかなど)
また、新しい入居者を探す際には住人が審査や募集を行うようです。

マンションやアパートの一室で共住するため、シェアハウスと比べると“人数の規模は小さくなりがち”です。

“共有スペースについては住人同士でルールを決めて管理をする”必要があります。

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シェアハウスとルームシェアの共通事項


シェアハウスとルームシェアの大きな違いは、運営事業者がいるかいないかでしたね。
そんなシェアハウスとルームシェアにも“共通事項”があります。
それは、“部屋や共有スペースについて”です。

まず部屋についてですが、シェアハウスとルームシェアのどちらにも“個室タイプ”“ドミトリータイプ”があります。

個室タイプは言葉の通り住人一人一人の個室(寝室)があり、“プライバシーを守る空間が用意されている”タイプです。
それに対してドミトリータイプは集団寮のような、個室がなく“プライバシーを守る空間が用意されていない”タイプです。

シェアハウスもルームシェアも基本的には前者の個室タイプであることが多いようです。

また、シェアハウスとルームシェアのどちらにも部屋とは別に共有スペースが存在します。
物件にもよりますが“キッチンやお風呂、トイレ、玄関”などなど。
他人と一緒に使わなければならないスペースがあることは覚えておいた方が良いでしょう。

シェアハウス・ルームシェアでよく起こるトラブル


ここまでシェアハウスとルームシェアについて簡単な説明をしてきましたが、次によく起こる“トラブル”について書いていきます。

共有スペースの使い方

共同スペースの使い方について、

「キッチン・トイレ・風呂・玄関などの使い方が汚い」

「共有スペースに私物を置き、場所を占領する人がいる」

などといったトラブルが起きるようです。

一言に共有スペースと言っても、住人それぞれの感性によって使い方も異なるでしょう。
その“感性のずれがトラブルに発展する”ようです。

共有スペースについては大まかにでも“ルール設定をしておくことがトラブル回避につながる”かもしれません。

ルール違反

上記で少し触れましたが、“共住するにあたって住民同士でルールなどの決まりごとを作ること”があります。
このトラブルはせっかく決めたルールを違反する住人がいることで起きるトラブルです。

「共有スペースの使い方を守らない」

「分担した当番制の家事をやらない」

など、定めたルールによって起きる問題は様々です。

合意の上で決めたルールが守られないのは他人との共住生活では結構致命的ですね。

騒音・生活音・リズムの違い

『音』に関するトラブルです。

「他の住人が共有スペースで騒いでいてうるさい」

「隣の部屋の住人の物音が気になる」

「他の住人と生活リズム(活動時間)が違い、自分が寝ている時に他の住人が動きだす」

などといったトラブルが起こるようです。

極端にうるさければ注意もできますが、なかには“生活音などやむを得ないものもある”でしょう。
何にせよ、一緒に住む人を必ずしも選べるわけではないので、音についてはある程度覚悟した方がいいかもしれません。

におい

音に続いて、意外にも感覚的に気になるのが『におい』です。

「魚など食品の強烈なにおい」

「タバコのにおい」

「体臭や息のにおい」

など、一緒に住む人によってはこれらが気になることもあるようです。
音と比べてデリケートな問題なので、場合によっては言いづらいかもしれませんね。
他の住人があまりにも自分の嫌いなにおいを発することをしていたらきつそうですね、、、。

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盗難

盗難はあったらトラブル直結間違いなしですね。

「私物がいつのまにかなくなり、ネットショッピングで売られていた」

「置いてあった金銭がなくなっていた」

「共有スペースに置いてあるものがなくなっていた」

など、ネット上では様々なトラブル事例が挙げられています。
他人を信用しすぎて痛い目にあうこともあるようです。

最近ではメルカリなどのネットショッピングも発達し、盗品を売りやすくなったことも背景にあるのかもしれません。

自分の“大切な物は共有スペースなどに置かずに個室に置いておくのが無難”ですね。

いじめ・恋愛関係・プライバシー

様々な人間が集まるからこそ起こる人間関係のトラブル。

「カップルが成立してしまい、残りの住人が気まずくなった」

「干していた下着がなくなる」

「同居人達の和に入れてもらえない」

「郵便物を勝手に覗かれた」

など、同居人の組み合わせによって起こる人間関係のトラブルには多種多様な事例があります。

特に“男女が共住しているパターンでは問題が起きやすい”ようです。

某テレビ番組のような仲睦まじい生活を想像すると逆にトラブルに悩まされるなんてことにも、、、。

家賃等の滞納

住人の一人が家賃等の滞納をすると名義上契約者に負担がかかることになり、トラブルになることがあるようです。

「家賃滞納していた人に自室に置いていた金を使われた」

なんていうアンビリーバブルな事例もあるようです。

契約の形態にもよるので一概にはまとめることができませんが、“一人の滞納が全体の滞納に繋がる”こともあり、他の住人が迷惑を被ることもあります。

退居時の費用・人員の募集

こちらも物件との契約がらみのトラブルです。
特に退居時に揉めることが多いようです。

「退居時のクリーニング費用の割合で揉める」

「退居住人がでて費用の負担割合が上がった」

「退居したいが代わりの人員を見つけるまで退居させてもらえない」

これらはシェアハウスやルームシェアの複数人で住むことによるメリットがデメリットにも繋がる事例ですね。

「物件の規約違反をしてペットを飼っていた住人が退居時のクリーニング費用を払わなかった」

なんてこともあるようです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
以上がシェアハウスとルームシェアについての簡単な説明と、よく起こるトラブルのまとめになります。

トラブルについては主なものだけまとめましたが、それ以外にも同居人の組み合わせによって千差万別トラブルはあるでしょう。

そしてトラブルの原因は必ずしも他人だけというわけではありません。
自分がトラブルの原因になるようなことをしていないか気をつける必要もあるでしょう。

記事全体としてシェアハウスやルームシェアにに対してマイナスイメージの強いものになってしまいましたが、決して否定したいわけではありません。
ただ、

「某テレビ番組のように共住生活はいいことばかりではないよ」

という参考までに。

 

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