勝毎花火大会に初参加してきました。
めちゃくちゃ壮大でなおかつめちゃくちゃ綺麗でした。
いい思い出ができた同時に、
「あれがあれば」
「ああしとけば」
なんて感じで、もうちょっと準備しておけばより花火大会を楽しむことができたなぁ~という反省もありました。
ということで、来年以降勝毎花火大会に参加しようとしている方に向けて、持参した方がいいものや準備した方がいいことなどについて書いていきます。
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そもそも勝毎花火大会とは
“例年8月13日に、北海道の帯広市にある十勝川の河川敷で行われる大規模な花火大会”です。
ちなみに名前の由来は十勝毎日新聞が主催する花火大会だから略して勝毎花火大会とのこと。
花火の打ち上げ数は約2万発で花火大会の規模としては道内最大級です。
打ち上げはプログラム構成になっていて、ただ単調に打ち上げるだけではなく音楽などに合わせて行われます。
全プログラム通しで時間は7時半から9時までの約1時間半。
ボリューム満点の花火大会です!!
席はどうなっている??
準備の話に入る前に、大前提として席の話をします。
遠方から勝毎花火大会を目的に帯広に行こうとしている方のために言っておきます。
勝毎花火大会は整理券席や有料席などの“チケットと引き換えに座ることができる席で観覧することを強くオススメします。”
こちらの画像は、勝毎花火大会の公式サイトに載っている席案内の画像です。
画像の“両端にある席が、無料でチケットもいらない一般開放席A・B”です。
図で見ると、
「近いし満足できそうじゃん!!」
と思うかもしれません。
しかし!!
“実際はかなり遠い”です。
“ライトアップや音響、仕掛け花火などの演出は、当たり前ですが有料席の方が見やすいように会場の真ん中に凝縮”されています。
そう言った演出がギリギリ体感できるのがチケットと引き換えに入れる席かなと。
むしろチケット席でも端っこ(一般開放席寄り)だと演出はあまり見れないかもしれません。
“一般開放席Aに限っては十勝大橋がめちゃくちゃ邪魔くさい”と思います。
図で見ると、それこそ簡略化されていてなんとも思いませんが、実際の橋はすっごい立派な大きい橋で、花火を見るにはかなり邪魔になるかと。
こちらの画像は紙でもらえる、会場の見取り図です。(見づらくてすいません、、、。)
見ていただければ分かると思いますが、真ん中にあるペア席とファミリー席の真ん前に花火打ち上げ場所が来てます。
これらの席(有料席)に座ると、先述したようにライトアップや音響、仕掛け花火などの演出を存分に体感することができます。
ぶっちゃけると打ち上げ花火は真ん前すぎて首が疲れるので見づらいですが。(笑)
ただ、“演出も込みで勝毎花火大会というイベント”だと思うので、存分に楽しむにはやはりチケット席ですね。
特に遠方から来る方は、帯広に来るだけでも大変だと思いますし、せっかくの機会なので是非チケット席で見ていただきたいです。
準備した方がいいもの・こと一覧
前提として勝毎花火大会の概要や席について書いたところで、いよいよ準備した方がいいもの・ことについて書いていきます!!
実際に会場に行って体感したことなので、他の方の役に立つ、、、はず!!
会場入りは打ち上げの2~3時間前がお勧め
まずは時間についてです。
勝毎花火大会は、“ファミリー席やペア席でない限り席取りが必須”になって来ます。
入場整理券席の画像。公式サイトから。
ファミリー席とペア席はしっかりとチケットで席番号まで決められているのに対して、“入場整理券席はチケットで大まかに座るエリアしか決められていません。”
チケットに書かれているエリア(A1、A2、A3、A4、B1、、、などなど)のどこかに座ることになります。
したがって、チケットにA1とエリア指定されていても、そのA1エリアの中でいいところに座るために席取りする必要があります。
私は打ち上げの3時間半前、16時頃に会場に入りましたが、その頃はエリアの中も空いていて、場所を選ぶことができました。(めちゃくちゃいい所にはすでに人がいましたが。)
絶対とは言い切れませんが、打ち上げの3~4時間前に行けばエリア内でもそこそこ自分の好みの場所に座ることができると思います。
最低でも2時間前には会場入りはしたいですね。
逆に打ち上げ1時間前くらいは好きな所にも座れませんし、しこたま混むのでオススメしません。
浴衣&下駄であまり張り切りすぎない方が良いかも。
「夏だ!!花火だ!!浴衣だ!!」
となる方は少なくないのではないでしょうか。
道内最大級の花火大会に参加するとなれば、特に女性の方は浴衣を着たくなるのでは。
しかし、その考えを一度改めてみては。
理由としては、
- 慣れない格好で歩き回ると疲れてしまう。
- 花火の打ち上げは夜なので冷え込むことがある。
この2点になります。
まずですが、勝毎花火大会の会場へは最寄駅の帯広駅を起点として行動してもそこそこ歩きます。
“会場の十勝川の河原までは、帯広駅から徒歩で約20分”かかります。
帰りは人混みの流れに合わせざるを得ないので約30分。
往復で50分ほどは硬いコンクリートの上をクッション性のない下駄で歩くことになります。
鼻緒で靴づれをしなかったとしても、これはかなり疲れるのではないでしょうか。(靴づれしたら最悪ですね、、、。)
次にですが、花火大会会場は夜は夏でも意外と冷えます。(気温によりますが。)
浴衣のような薄い格好だと打ち上げの1時間半の時間ですら軽い地獄になる可能性も。
浴衣で行こうとしているならば、せめて浴衣用の上着は持って行った方がいいでしょう。
私は下はハーフパンツ・上は薄手のアウターという格好をしてましたが、それでもかなり冷えました。
浴衣が勝毎花火大会にあまり向いていない理由について書きましたが、もちろん一夏の思い出ということで浴衣を着たい気持ちもわかるので、浴衣を完全否定はしません。
しかし、持って行く荷物や会場の立地、気温などを考えると正直オススメはできません、、、。
私の知人の女性は
「勝毎はもう浴衣ではいかないかな、、、普通の格好の方が楽しめる、、、。」
と言っていました。
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毛布・膝かけ
ここからは準備した方がいい“もの”についてです。
まず、“毛布や膝かけ”はあった方が良いでしょう。
花火大会会場は夜は結構冷えます。
昼間はハーフパンツにTシャツで平気な気温だとしても、夜はそれでは耐えきれない気温になることも。
昼の気温だけで判断せずに、毛布や膝かけは用意した方が無難です。
せっかくの壮大な花火を凍えながら見たくないですよね。
ちなみに、毛布や膝かけと言ったのは、浴衣の方にもかけやすいからです。
浴衣だと上着を持っていなくて用意できない方も多いかと思います。
そんな時に毛布や膝かけがあれば万全の体制で花火を見れること間違いなし!!
仮に気温が高くてもクッションの代わりにも使うこともできるので便利です。
クッション・キャンプ用の小さい椅子
“クッションやキャンプ用の小さい椅子など”もあった方が良いですね。
勝毎花火大会は有料のペア席以外は“河原の草むらや、土手のコンクリートブロックの上にレジャーシートを敷くことになるんですが、結構お尻が痛い”です。
特に入場整理券席に関してはエリアが全て土手のコンクリートブロックなんてこともあるので、クッションは用意しといた方が吉ですね。
知人談ですが、有料のペア席についてもパイプ椅子があるだけなのでお尻が痛くなるみたいです。
有料だからといって気を抜かずにクッションは持ち込んだ方が良さそうですね。
少し大きめのタオルをお尻に敷くことでも代用可能なので、荷物になるものを持って行きたくない方にはそちらをオススメします。
虫除けスプレー
“虫除けスプレー”は持って行く、もしくは家を出る前に吹きかけるのどちらかはした方がいいと思います。
当たり前ですが、花火大会会場は野外です。
加えて河原ということなので、“虫にじゃんじゃん刺されます。”
しかも、刺すような虫だけならともかく、得体の知れない虫まで大量に飛んでるので、
「虫にくっつかれたくない」
「気持ち悪い思いしたくない」
「刺されたくない」
なんて方は虫除けスプレーの準備を。
虫なんて気にしないワイルドな方には不要な一品ですが。
レジャーシート
“レジャーシート”は言わずもがなですが、必ず用意しましょう。
勝毎花火大会ではチケット引き換えのエリアに入る際に、チケットの半券と引き換えに画像の様なレジャーシートをもらうことができます。
しかしこれが小さい、、、。
60cm四方しかありません。
正直これでは座るのがやっとで落ち着きません。
チケットに書いてある、
「入場整理券と引き換えにシートをお渡しします。」
という言葉に踊らされると、小さなシートにちょこんと座る羽目になります。
人数に見合わない過度な場所取りなどは他の客ともめる原因になってしまうのでよろしくないですが、最低限落ち着くスペースが確保できるサイズのレジャーシートは持って行きましょう。
ペグなどのレジャーシートを固定するものを持っていると風でめくれることもなくなるので、更に便利です。
飲み物・軽食(会場入りする前に)
“飲み物や軽食は会場入りする前にコンビニなどで買っておくことをオススメします。”
出店なども出ているのですが、いかんせん人が多いので買うのがすこぶる大変です。
打ち上げ1時間半前に出店に食べ物を買いに行った知人が、人混み&出店の行列で1時間以上戻ってきませんでした。
また、会場は入口と出口が別々なので、“一度入場してしまうと一箇所ある出口からしか出ることができなくなります。”
席の場所によっては出口までかなり歩くことに。
「ここは入り口なので出れません。」
なんて言われて出口までたらい回しにされたくなければ、入場する前に買いたいものは買っておいた方がいいでしょう。
カメラ用三脚
動画を撮って、SNSにあげようと思っている方には是非用意してもらいたいのが“カメラ用三脚”です。
“スマホで動画を撮るならスマホ用の三脚”があるととても便利です。
なぜ三脚があると良いかというと、まず単純に腕が疲れません。
勝毎花火大会は打ち上げがプログラム(第1部、第2部、、、などなど)にそって進められていきます。
よって、動画を切りのいいところまで撮ろうとすると、そこそこ長い時間カメラを構えることになります。(例:第一部のオープニングは約10分)
これを三脚なしで撮ろうとすると腕が結構疲れますし、何よりカメラがブレます。
次に、純粋に花火を楽しめる様になります。
花火を動画におさめようとしてスマホやカメラを持っていると、どうしてもスマホやカメラの画面を見てしまいがちです。
せっかく生で見に来ているのに、結果として画面越しに見る羽目になってしまうんですね。
動画を撮りながら花火を生で見ようとすると、逆に動画がうまく撮れていなかったり。
「スマホやカメラで花火をきっちり動画に収めて、なおかつ生で花火をしっかり見たい!!」
という方は三脚で定点撮影できる様に準備して行きましょう。
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まとめ・感想
【大前提】
- 勝毎花火大会をフルに楽しみたいならチケット席で見るべし。
【準備した方がいいこと】
- 席取りはチケット席でも油断せず早めに行うべし。
- 浴衣で気合い入れすぎて失敗しない様にするべし。
【準備した方がいいもの】
- 毛布or膝かけ
- クッションor小さな椅子
- 虫除けスプレー
- レジャーシート
- 飲み物&軽食
- カメラ用三脚
この記事が勝毎花火大会に参加しようとしている方の参考になれば幸いです。
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